町会・自治会はいつでも退会できる。
多くの人はいつの間にか、なんとなく町会に加入してしまっていますよね?
そこに住めば義務だと思ったとか、近所の人が勧誘に来たから・・・。
理由はいろいろあるでしょうが、自ら望んだ積極的な理由ではなく、消極的理由で加入した場合が多いのではないでしょうか?
または町会や自治会は入るものだとか、それが常識であるというような誤った認識によるものだったかもしれません。
しかし、町会・自治会は加入義務のない任意団体です。
趣旨に賛同した場合に加入するというのが本来の姿です。
何も考えないで加入してしまっていませんか?
果たして加入するべきものであるかどうか?
判断材料が何もなかったのではないでしょうか?
当ブログでは、そうした判断材料を提供するために、さまざまな角度から町会の問題点を考えて公開しています。
もし、退会したいと考えた場合、それはいつでもできます。
人はどんな会に入るかは自ら決める権利を持っています。
入会する自由、入会しない自由、退会する自由は憲法で保障された人格権です。
これを侵せば人格権の侵害という不法行為になり慰謝料請求の対象になります。
よって自分にはこの町会は向かないとか、必要ないと考えた場合はすぐにでも退会が可能です。だれも拒むことはできません。
加入のメリット、デメリットなどをよく考えてみることです。
また退会した後でも、いつでも再加入することも可能です。
町会・自治会は強制加入団体ではないからです。
退会は一方的通告で成立する。
このような判例があります。
あなたが退会の意思を表示し、それが相手に届いた段階で法的にはすでに退会が成立するのです。相手の了承は必要ありません。
きちんとした証拠を残すためにも、内容証明郵便で送るなどすれば確実でしょう。
今や内容証明郵便はインターネットで申請することもできるんです。
送り先はどこでしょう?
会長の住所でよいのではないでしょうか?
個人情報保護の観点からここには記載しませんが、町会や自治会のホームページを見れば会長の名前は分かります。
町会や自治会というひとつの団体が苦情などを受け付ける場所はきちんと公開するべきです。そのようなところも曖昧であるのはよくないと思います。
それが開かれたことになるのですから。
退会に理由はいりません。
ただ単に退会の意思があるということだけを書けばいいのです。
退会届の書き方については日を改めて考えて紹介したいと思います。