飯山満3丁目町会の問題を考える会

千葉県船橋市にある町会についての諸問題を提起し、加入の任意性を担保すべく啓発活動を行うことを目的とする。
そこに住んでいれば自動入会みたいな強制性を排除すべく自由意志でのみ加入できるようにすることを目指す!


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全国各地で自治会問題に苦しんでいる方々への手助けになれば当方も光栄です。

当ブログの見解は事実に基づく個人的見解を含みます。
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いまどき町内会の存在価値はあるのか?

これまでにも書いた通り日本各地に自治会・町会は存在します。


そして現在でも高い加入率を保っています。


しかし実効的に見た場合果たして存在価値があるのかどうかを考えて見ようと思います。


低い行事への参加率、日常的な無関心、そもそも積極的ではない加入理由。

これらの事例から見ればすでに高い存在価値があるとは言えないでしょう。


「仕方なく」とか「なんとなく」加入していたり、「入るべきもの」という誤った義務感や「みんなが入っている」という同調性によるものだと思います。


よく分からないけど、とりあえず加入している・・・。

これは無関心から来る現象でもあると言えるでしょう。

つまり、重要だとは考えていないということです。


自治会や町会は地域の困りごとを解決するのに役立つという声もありますが、昔と違って現代は生活圏も広域化しているので、町内で生活が完結するということなどあり得ません。住まいと職場、買い物やレジャーの場所はさまざまです。

知人・友人も町内の人である場合は少ないでしょう。

ハッキリ言って町内会エリアでは何もしない。ただ寝るだけという人もいるはずです。

現代の生活圏とはマッチしていないと言えるでしょう。


しかし活動を見ていると、何が何でも「町内優先」「町内第一」みたいなものが多いと思います。これだけグローバル化、ボーダレス化した時代に、ごく狭い範囲だけを見て生活することには違和感を覚えます。

そういうのが好きな人はいいですが、そんなことばかりしていては、それこそ「井の中の蛙」になってしまうでしょう。


近年のシャッター通りに見られるように個人商店の衰退は変化に対応していないからです。現代人はより良いものや自分に合うものを求めて遠くにだって行くのです。

時代に合わないものはやがて淘汰されていくのです。それは必然的な宿命だと言えるでしょう。


いつまでも過去のやり方に固執し新しい考え方を受け入れて行かなければ、それは無用のものに成り下がることでしょう。

今は仕方なく我慢して入会している層も本当のことを知れば退会を決意するでしょう。


自治会・町会がこれからも存続して行くことを考えるならば、時代にマッチした運営方法に変えて行くべきです。会員あってこその会なのではないのでしょうか?



加入の任意性は本当にあるのか?

町会・自治会は加入義務のない任意団体であることは既知の事実ですが、実際の現場でそれは本当に守られているのかを検証してみましょう。


当町会の加入率は以前にも書いた通り、かなり高いということが推察されます。
周囲の家を見渡しても未加入の家を見つけることがなかなかできません。


果たして皆が本当に賛同して納得して加入したのでしょうか?


あまりにも低い行事の参加率を見れば積極的に加入したとは思えません。
(記事:無関心なのに加入している不自然。を参照)


また各種世論調査などを見ても世代が若くなるに従い町内会に対して否定的な考えが多くなっています。(朝日新聞で特集が組まれています。)
全国各地の加入率を見ても右肩下がりの傾向があり、都市部などでは半数を割っているところもあります。


飯山満3丁目だけが他の地域と極端に違う層の人が住んでいるはずはありません。
都心の通勤圏でありベッドタウンでもありますので、さまざまな考え方の人が住んでいるはずですね。


そう考えると、何らかの強制性があったかもしれないと思うのです。
人はどんな会に入るかは自ら決める権利を持ちます。それを人格権と言います。
他人が決して侵してはいけない領域です。
もし強制性があればそれは不法行為であり犯罪になってしまいます。


半強制という言葉があります。
決して強制はしていないが、なんらかの圧力をかけて実質的な強制を作り出すことです。
たとえば加入は自由だとか言っておきながら、加入しないと何らかの不利益を被る。
ゴミを捨てられなくなるなどと言うのがその例でしょう。
ゴミは自治会とは関係なく捨てることができると市役所のクリーン推進課も断言していますので、そのような言い方があったとすればそれは虚偽の脅迫に他なりません。


会社の残業問題とも似ていますね。
サービス残業について社員が自発的にやったことだと会社が言い逃れをしても、実質的な
指示命令があったりとか、しないことによって不利益を被る場合は残業と認める。
これと同じでしょう。


町会に加入しないと不利益を被る。
こうした状況を作り出しておいて実質的な強制加入を勧める。
これは絶対にあってはならないことです。


本当に自分の意思と判断によって加入を決めることができる。
これが本来の姿であり開かれた成熟した町会であると思います。

町会・自治会は必要なのか?

日本全国どこに行っても町会・自治会の類が存在していますよね。
むしろ「ない」ところの方が少ないと思います。


しかしそのような地縁組織は本当に生活に役立っているのでしょうか?
飯山満3丁目町会ではどんなことをしているのか、また会費や役員選出の方法など、いろいろな現状を書いて来ましたが、果たしてそれは会員ひとりひとりのニーズにマッチしているのか?それを検証してみようと思います。


当町会の加入率は公表されていませんが、かなり高いと推察されます。
公称世帯数は1015です。少し前は930でしたので最近新築した家は加入することが多いと思われます。


月額300円、年間3600円の会費を払いますね。すると回覧板が回って来ると思います。
中身は行事参加や学校便りなどが多いです。
行事に参加する人はいいでしょうが、参加率が10%程度の現状では必要な情報だとは言えないかもしれません。 (回覧板って必要なの?に詳しく書いてあります。)


そして役員(班長や理事)に選ばれることもあると思います。
ハッキリ言えば負担ばかり多くて、得るものは少ないと思います。
もちろんボランティアであると割り切れる方はよろしいでしょうが、それどころではないという生活環境におられる方もたくさんいらっしゃるはずです。


一番の問題点は、生活環境、価値観、ライフスタイルなどが大きく異なるのに、皆が同じような全体主義で行動しようとしていることが前提にあるシステムだということです。


農耕民族時代は皆が同じようなライフスタイルであり、助け合って共同作業をすることに合理性がありました。
一方、現代人は生活時間や職業、収入や知識水準などが人によって大きく異なります。
これをひとくくりにして皆で同じことをしなさいと言うのは所詮無理な話です。
農耕民族時代のような合理性どころか障害物にさえなり得ます。


町会の存在が生活上での障壁になっているのです。
こんなものなかったら、どんなによかったか・・・。
そう思っている人が実は多いのです。


戦後70年が過ぎて生活環境は大きく変化して豊かになりました。
しかし人の考え方はまだ変わることができないでいるようです。


日本人は「周囲に波風立てない」「長いものには巻かれろ」などという考え方がまだ幅を利かせていて自由にものを言えない雰囲気が非常に強いと言えるでしょう。
その結果、「みんな入っているから」「自分だけ抜けたら変に思われるのではないか」という不安感が増大して、なかなか退会の意思を固めることができないのだと思います。


しかし、多くの人が町会に疑問を感じているのは事実ですから、誰かが退会することによって「町会はやめてもいいんだ!」ということが知れ渡り、それに続く人が出ることが予想されます。


近所で最初に退会した人は「勇気ある先駆者」であるとも言えるでしょう。
周囲の目を気にして自分の思ったことは何もできないという「本音と建前」の社会は決して健全であるとは言えません。


同じ日本でも東京・多摩地区や沖縄など加入率の低い地域はたくさんあります。
都心に近い船橋市の加入率がここまで高いのはある意味異常だと言えるでしょう。
各自が自分の意思で入退会を決めることができるようになった時に、本当の成熟した社会が到来するのだと思います。


町会に疑問を感じている人はぜひ退会を検討してみましょう。