自治会・町会問題研究所

先見性と合理性で矛盾点を洗い出し、見えない真実を追求することをモットーとする。

千葉県船橋市にある町会についての諸問題を提起し、加入の任意性を担保すべく啓発活動を行うことを目的とする。
そこに住んでいれば自動入会みたいな強制性を排除すべく自由意志でのみ加入できるようにすることを目指す!


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全国各地で自治会問題に苦しんでいる方々への手助けになれば当方も光栄です。

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船橋市が家庭ごみの有料化を検討中?

船橋市が家庭ごみの有料化を検討しています。市民には情報があまり伝わって来ていませんが、一部の市議会議員などが問題視をしています。
多数の市民が知らない中で決めてしまっていいのでしょうか?意見交換会などは実施していますが、ほとんどが自治会主導であり、普通の市民に周知されているとは言えません。ある日突然有料化が通知され、寝耳に水であっては困るのです。


計画では、可燃ごみの週3回回収を週2回にする。そして有料化を行うというものです。
有料化とは、指定袋を処理料金を含めた金額にするものです。
他市の例を見れば、45リットル(大)の袋が1枚40-50円程度であることから、大幅な値上げになり家計への負担が増すことが想定されます。
※参考:現在の市指定45リットル50枚入りの最安値は375円(税込)で販売している場所があります。仮に40円が50枚は2000円にもなることが考えられます。


また、ステーション方式を維持したまま有料化を実施すると、不法投棄やルールを守らないゴミが増えて、管理する住民や自治会の負担が増えることが予想されます。そのことは当ブログが指摘している「自治会問題」がさらに悪化することを意味します。

船橋市が有料化を検討する中で、「戸別回収」について触れられていないのはおかしいと思います。多摩地域や神奈川県などの自治体が有料化する際は、戸別回収と有料化を同時にする場合が多かったのです。


戸別回収はコストがかかるのですから、有料化することに合点が行きますが、収集回数を
減らしたままステーション方式を続けることは、前述のごとくサービスの低下と、さらなる負担増になるだけであり、悪く言えば、「詐欺」「ぼったくり」だと思いたくもなってしまいます。


ゴミの減量化は市民と市の双方にとって利益になることですから、不法投棄を生まず、住民の負担も増えない「戸別回収」とセットで実施すべきであると考えます。
ステーション方式の有料化は、ゴミに対する自治会の管理権限をさらに増加させる恐れがあり、加入の任意性を保つことが難しくなることが予想されます。


また、加入率の低下が続く現状では、自治会員と非会員のあつれきやトラブルが増加するだけです。そして
有料化になれば不法投棄の増加が予想されます。それをゴミ当番が自費で処理することになるのでしょうか?


過去にステーション方式の問題点を書いています。


ゴミ捨ては生活の根幹でありますので、そのためにずっと嫌な思いをすることがないよう、戸別回収を推進して平穏な生活ができるようにすべきでしょう。
そのためにも、決まる前に多くの声を届けなければなりません。船橋市の「クリーン推進課」や「市民の声を聞く課」などに意見を送ったり、身近な市議会議員に意見を言うことです。
最初に書いたごとく、知らない間に決まっていた・・・という状況を作ってはいけません。多くの声が必要です。まだ時間のあるうちに、ひとりひとりが声を上げて行くことが大切だと思います。


船橋市クリーン推進課・メールフォーム


船橋市役所・市民の声を聞く課・メールフォーム


船橋市議会議員・会派別名簿

(追記)2018.1.20
船橋市広報1月15日号によりますと、10月から可燃ごみの回収が週2回になると書いてあります。単純に考えれば1/3の稼働力が余るわけですから、それを充当して戸別回収にすることはできないのでしょうか?
中核市などで週3回なのは船橋市を含む2市のみであるから実行するのだと書いてありますが、単純なサービス低下にならないよう、きちんと計算が合うような政策をするべきでしょう。


これを機に、トラブルだらけのゴミステーションを廃止してほしいものです。
週2回になれば置かれるゴミの量が増えて道路を占拠するなどの問題も発生するので、戸別回収にして各自が自宅の前に置けばよいでしょう。

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