自治会・町会問題研究所

先見性と合理性で矛盾点を洗い出し、見えない真実を追求することをモットーとする。

千葉県船橋市にある町会についての諸問題を提起し、加入の任意性を担保すべく啓発活動を行うことを目的とする。
そこに住んでいれば自動入会みたいな強制性を排除すべく自由意志でのみ加入できるようにすることを目指す!


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全国各地で自治会問題に苦しんでいる方々への手助けになれば当方も光栄です。

当ブログの見解は事実に基づく個人的見解を含みます。
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無関心なのに加入している不自然。

回覧板で行事参加申し込みが来ますね。
総会(要委任印)、子供会行事、旅行、運動会・・・・。


しかし参加申し込みをする者はごくわずかで、ひとりもいないということも珍しくないですね。空欄ばかりの申込書が空回りしています。


みんな忙しいとかもあるでしょうが、わざわざ参加したくないとか興味がない、煩わしいというのが本音なのではないでしょうか?


この町会の世帯数は1015世帯あると言われています。
最近住宅が増えているからもっと多いでしょう。


そう考えると全体の参加率は10%程度であると推察されます。そうであればとても「会員が認知し賛同している行事」だとは言い難いのではないでしょうか?
つまり、大多数の会員に支持されていない行事だけが空回りしているということです。


なぜ大多数が支持しない行事を敢行するのでしょうか?
ハッキリ言って無駄ではないのでしょうか?


行事はやるべきもの。
このような呪縛だけが独り歩きしているように思えてなりません。
実質的には民意はすでにNOを突きつけていると言えるでしょう。


少なくとも参加率が過半数を超えないような行事は廃止すべきです。


町会には無関心だけど、入っておいた方がいい。
そんな心理が何らかの理由で働いているのでしょう。



しかしそんな人たちも、いざ役員(理事)が回ってくると、「え?それ何?」と思いつつも、しぶしぶ役を引き受けます。
理事の仕事は会社勤めの人には酷な内容です。ハッキリ言って無理でしょう。家庭が犠牲になるほどの内容です。そういうのが好きな人にはいいでしょうが、義務的にこなすとなれば、かなりつらいと思います。


そこで初めて町会の仕組みを知るのです。
参加してみて、肯定的にとらえて任期が終わっても積極的に関わって行く層と、こんなものこりごりだと悪印象を持って退会して行く層に分かれます。
もちろんそれは個人個人の主観ですから、どちらが正しいものでもありません。


ただ、知らないということは恐ろしいと思います。
会に入るということは、権利と同時に義務も負います。
いいところ取りは許されません。


何があるのか、どんな仕組みで動いているのか。
それを熟知した上で入退会を決めるべきだと思います。


町会のホームページには、「入会規約は入会後渡す」と書いていますが、どんな会であるかもわからないでいきなり入会するのはまずいのではないでしょうか。
保険やサービスに加入するときは事前に説明があって納得した上で入りますよね。
それなのに、入ってみてから内容が分かるというのでは判断材料も何もありません。
開けてびっくりポン!だったらどうするんでしょう?
事実、規約には「地域に住み趣旨に賛同した者を以って会員とする」という条項がありますね。中身を知らずにどうやって賛同することができるのでしょうか?


地域に住めば必ず入会するものだ。
そのような上から目線の姿勢を感じます。


市役所に認可された法人化した団体なのですから、その辺のあたりはきちんとするようにしていただきたいですね。

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