自治会・町会問題研究所

先見性と合理性で矛盾点を洗い出し、見えない真実を追求することをモットーとする。

千葉県船橋市にある町会についての諸問題を提起し、加入の任意性を担保すべく啓発活動を行うことを目的とする。
そこに住んでいれば自動入会みたいな強制性を排除すべく自由意志でのみ加入できるようにすることを目指す!


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全国各地で自治会問題に苦しんでいる方々への手助けになれば当方も光栄です。

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町会・自治会と募金活動

町会・自治会が募金をすることはよく見受けられます。
しかし、なぜ自発的意思に基づく行為であるはずの募金が集金化してしまっているのでしょうか?


それは「集めやすい」からです。募金に割当や目標などがあること自体、本当はいけないことなのです。金額はもちろん、するかしないかも個人が決めることです。
募金が集金であることは言語道断なことです。
近所の断れない雰囲気を利用した安易な集金。ひどいと思いませんか?


当町会では10年以上も前から、集金型の募金はなくなりました。
一度だけ、町会会館を建てるための寄付集めはありましたが・・・。(3000円以上推奨)


ある時、理事の人が来て、「赤十字などの募金の集金はしないことになりました。町会費が余っているので、そこから出すことになりました。」と言いました。


しかし、これも実は違法行為です。


会費は会の活動のために使うものであるので、そこから募金を出すことは会員全員の同意がない限り違法。ひとりでも反対者がいればそれはできない。


そのような判例があるんです。


募金の手間を考えれば合理的だから・・・という意見もありますが、そもそも町会が他の団体から要請された募金に応じる義務はないのです。
町会・自治会は会員のための組織であり、他の団体の下請け機関ではありません。
それなのにお金を出して、さらにそこに手間というコストまでかけているとなると何らかの見返りがあると思えてなりません。


愛知県豊橋市のホームページには自治会運営の手引きとして、募金の割当などはよくないこと、そして募金の要請をすべて受ける必要もないと記載されています。


いったい誰のための町会・自治会なのか?
このような点を見ても疑問を感じざるを得ないですね。


ところで最近は会計報告も回って来ません。
総会に参加した人だけがもらっているようです。
募金を会費から出しているかどうかも分かりませんね。
ますます開かれた町会から遠ざかっているような気がします。

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