新型コロナウイルスと町会・自治会
現在世界的に猛威を振るっているいる新型ウイルス。
日本も緊急事態宣言が出ています。(※執筆当時)
とにかく人と会うことを極力減らさなければなりません。
そのため「不要不急」の外出は自粛をしているのです。
町会や自治会の活動は果してどうでしょうか?
今すべきことでしょうか。
地域活動はまさに人の集まりで3つの密に該当するでしょう。
行事も含めて極力減らさなければいけないと思います。
行事を中止しても、回覧板や集金などは残ると思います。
しかし、宅配便や書留郵便でさえ、「非対面」での対応も実施されています。
もちろん避けられることは避けたほうがよいのですが、どこまでそれをするかは個人の感覚によるところもあるでしょう。
少なくとも、非対面を希望する人にまで、「強制的」に対面を求めることはよくないと思います。
過去の歴史でも、ウイルスは人の価値観や社会のシステムを変えて来ました。収束後も過去と同じ社会であることは考えにくいと思います。
果して町会や自治会がその後の世界でどのような立ち位置になるであろうかは注視していく必要があると思います。
感染ペースが鈍化してもウイルスが消えるわけではない。治療法やワクチンが開発されるまでの数年は一進一退で対策を取る必要はあるでしょう。
そのような状況に於いて、町会や自治会は必要とまで言えるのかどうか、または形を変えて行くのか。だれにもわかりませんが、変革の速度が速まることが確実であるとはいえるでしょう。過去と同じことが続くとは思えません。
今はできること、つまりなるべく人との接触を減らして耐えることです。
リスクと効果を見極めつつ、過去の価値観を絶対視して、感染リスクを冒してまでも活動を続けることだけは戒めなければなりません。
健康や命をリスクにさらしてまで地域活動をすることだけはやめていただきたいと思います。。
よく考えてみれば回覧板も非常に不衛生でリスクがあるものだと思います。きちんと消毒をしているでしょうか?ウイルスはどこにあるかわかりません。「近所だからまあいいか」「この近くに感染者はいないはずだ」などという安易な思い込みや、都合のよい解釈による安心感を持ってしまうことは恐ろしいです。
だれもが感染者である可能性があるのです。
どうか、ひとりひとりが熟考され、自分と周囲の身を守ってほしいものです。
過去の記事にもありますが、このような地域団体は加入義務のない任意団体です。運営方針に疑問を持てば、いつでも退会ができることも覚えておきましょう。